《瓦礫鬼/Rubblehulk》のコントロールは誰の手へ!?
2013年1月29日 雑記 コメント (2)プレイヤーAが《魂の代償/Soul Ransom》で対戦相手プレイヤーBの《瓦礫鬼/Rubblehulk》のコントロールを得ます。
その後Bが《グルールの魔除け/Gruul Charm》モード「刻印」を唱えました。
さて《瓦礫鬼/Rubblehulk》コントロールは誰の手に?
ちょっとこれがよく分かりません。
こうかなーと思う候補が。
「Aがコントロールする」
・エンチャントが張られて続けているので
「Bがコントロールする」
・刻印によりコントロールが上書き。(エンチャは張った時にのみコントロール権が移る)
もし「Bがコントロールする」となる場合にもうひとつの疑問が。
《魂の代償/Soul Ransom》の2ディス後のコントロール権はどうなるのか。
《瓦礫鬼/Rubblehulk》はBが、《魂の代償/Soul Ransom》はAがそれぞれコントロールしていることになります。
よって《魂の代償/Soul Ransom》の言う「対戦相手」はBであり、2ディスカード権はBにある。
ここでBが2ディスカードして、エンチャが剥がれたら、《瓦礫鬼/Rubblehulk》のコントロールは何処へ?
多分
疑問1つ目「Bがコントロールを得る」
疑問2つ目「エンチャ剥がれてもBがコントロールしている」
かなと思っていますが、詳しい方いらっしゃいましたら教えていただきたいです。
コメント
《魂の代償/Soul Ransom》と《グルールの魔除け/Gruul Charm》について
この2つは、どちらも「コントロール変更効果である継続的効果」と言う奴を生み出します。
テキストの書かれ方は少し違いますが、本質的には同じものです。
1つのクリーチャーに複数のコントロール変更効果が適用される場合、「後勝ち」になります。
例で挙げられた状況なら、《グルールの魔除け/Gruul Charm》が後で唱えられているので、コントロールはBに移ります。
この場合でも、「《魂の代償/Soul Ransom》のコントロール変更効果は消滅していない」ということに注意してください。
《魂の代償/Soul Ransom》が生み出すコントロール変更効果は、《魂の代償/Soul Ransom》がエンチャントされている限り発生し続けています。
《グルールの魔除け/Gruul Charm》のコントロール変更効果の下に隠れて見えなくなっているだけ(というイメージ)です。
もしBが唱えたのが《裏切りの本能/Traitorous Instinct》だった場合、そのターン中は《裏切りの本能/Traitorous Instinct》が「後勝ち」しているのでコントールはBに移りますが、ターンが終了して《裏切りの本能/Traitorous Instinct》のコントロール変更効果が消滅すると、《魂の代償/Soul Ransom》のコントロール変更効果に従ってコントロールは再びAに移ります。
《魂の代償/Soul Ransom》で2ディスカードした場合
この「対戦相手」とは、お察しの通りBを指しています。
《魂の代償/Soul Ransom》が生け贄に捧げられるということは、《魂の代償/Soul Ransom》のコントロール変更効果が消滅するということです。
ただ、隠れて見えなくなっているものが消滅しても見た目上は何も変化せず、コントローラーは引き続きBのままです。
長文になりましたが、参考になれば幸いです。
すごい分かりやすい解説ありがとうございます。
もやもやしていたものがすっきりしました!
「隠れて見えない」って表現が分かりやすいですね。