ビートデッキの除去について考える
2013年2月26日 雑記今回のゲームデーで感じたこと。
除去カードはえらいなぁと。
ビートにおける除去についてちょっと考えてみたい。
今後の自分のデッキ構築時の軸の1つになると思う。
マジックの基本勝ちパターンである「相手のライフを0にする」を目的としたビートダウンはいかに相手のライフを削るかに全力を注ぎデッキを作っていかないといかない。
試合の展開はデッキの構築段階で、先手・後手で盤面を先に作った方が相手のライフを削っているので一方が“攻”で他方が“守”な展開になっている。
ビート対コントロールは言うまでもなく、ビート対ビートでも“攻”と“守”の関係はあって、その時の除去の役割と有用性を考察してみる。
今回のゲームデーでは『ナヤ人間(炎樹族型)』戦ではデッキの構築段階で展開スピードの圧倒的差があるので相手が“攻”で自分が“受”。相手の盤面に《教区の勇者》、《炎樹族の使者》、《稲妻のやっかいもの》と展開しているのに対しこっちに《東屋のエルフ》、《絡み根の霊》であれば、打点で負けている以上殴りあえば先にこちらのライフが尽きるので、当然“守”に回る。序盤を耐えて大型のフィニッシャーまでつなぐプランになる。
なのでこちらは序盤をしのげるカードが必要になるんだけど、こちらの生物と除去だと展開で負けている以上1:1交換だけではライフを防げるわけもなく、負けるというパターンに。
このとき《轟く激震》の様なアドの取れるカードが必要だと感じた。
《スレイベンの守護者、サリア》や《ロクソドンの強打者》の様な相手に一方的に勝てる生物がいるデッキならこれだけでも序盤を防げるかと。
次に『ジャンドコン』戦を振り返ってみると、今度はこちらが“攻”で相手が“守”。あの試合はこちらの除去が上手く相手の展開にかみ合い、こちらの生物で相手を殴り倒せた。
もし除去がなければ《吸血鬼の夜鷲》1匹でこちらのテンポを取られてしまう。もう少し詳しくすると、こちら《絡み根の霊》、《火打ち蹄の猪》と展開に対して相手に《吸血鬼の夜鷲》が出されたときに
1:「さらに《火打ち蹄の猪》追加でフルパン」→「《火打ち蹄の猪》と1:1交換の3点」
2:「《ファルケンラスの貴種》を追加してフルパン」→「《ファルケンラスの貴種》をブロック《絡み根の霊》をサクって相手に1点」
てな感じでライフが削られない。《高原の狩りの達人》につなげられる。
次ターンで
1:「《ファルケンラスの貴種》を追加してフルパン」→「狼トークンで《絡み根の霊》ブロックの《高原の狩りの達人》のライフゲイン込みで計5点」この2ターンで8点。
2:「そのままフルパン」→「狼トークンで《絡み根の霊》ブロックの《高原の狩りの達人》のライフゲイン込みで計5点」この2ターンで6点。
もし生物を展開ではなくここで《吸血鬼の夜鷲》を除去出来れば、《絡み根の霊》、《火打ち蹄の猪》で5点削れ、《高原の狩りの達人》の返しのフルパンで5点。この2ターンで10点入り、盤面は1と同じ、2には《絡み根の霊》が残っている分勝り、かつダメージが一番多い。
もちろん単純にいつもこうというわけではないけども、“攻”側が除去を持つことで相手の“守”の要の生物を除去出来ることが有効的で、効率的にライフを攻めれるのだと思う。これでより相手が“守”に徹しなければならない状況を強いることができ、こちらの優勢が保てる。
《吸血鬼の夜鷲》は《ケッシグの狼の地》と合わさるとビートとしては厳しいのでやはり除去しておきたい。
今回のゲームデーを終えて“攻”・“守”ともに除去カードは必要だなと感じ、今後はこの辺を考えてデッキを作っていくことにする。
今の環境《ボロスの反攻者》、《吸血鬼の夜鷲》がいるので《ドムリ・ラーデ》の「格闘」はあまり期待できないかな。実際対峙した時に《ドムリ・ラーデ》をサイドアウトして追加の除去を入れるし。メインの《ドムリ・ラーデ》を減らして除去を増やした方がいいかもなー。
除去カードはえらいなぁと。
ビートにおける除去についてちょっと考えてみたい。
今後の自分のデッキ構築時の軸の1つになると思う。
マジックの基本勝ちパターンである「相手のライフを0にする」を目的としたビートダウンはいかに相手のライフを削るかに全力を注ぎデッキを作っていかないといかない。
試合の展開はデッキの構築段階で、先手・後手で盤面を先に作った方が相手のライフを削っているので一方が“攻”で他方が“守”な展開になっている。
ビート対コントロールは言うまでもなく、ビート対ビートでも“攻”と“守”の関係はあって、その時の除去の役割と有用性を考察してみる。
今回のゲームデーでは『ナヤ人間(炎樹族型)』戦ではデッキの構築段階で展開スピードの圧倒的差があるので相手が“攻”で自分が“受”。相手の盤面に《教区の勇者》、《炎樹族の使者》、《稲妻のやっかいもの》と展開しているのに対しこっちに《東屋のエルフ》、《絡み根の霊》であれば、打点で負けている以上殴りあえば先にこちらのライフが尽きるので、当然“守”に回る。序盤を耐えて大型のフィニッシャーまでつなぐプランになる。
なのでこちらは序盤をしのげるカードが必要になるんだけど、こちらの生物と除去だと展開で負けている以上1:1交換だけではライフを防げるわけもなく、負けるというパターンに。
このとき《轟く激震》の様なアドの取れるカードが必要だと感じた。
《スレイベンの守護者、サリア》や《ロクソドンの強打者》の様な相手に一方的に勝てる生物がいるデッキならこれだけでも序盤を防げるかと。
次に『ジャンドコン』戦を振り返ってみると、今度はこちらが“攻”で相手が“守”。あの試合はこちらの除去が上手く相手の展開にかみ合い、こちらの生物で相手を殴り倒せた。
もし除去がなければ《吸血鬼の夜鷲》1匹でこちらのテンポを取られてしまう。もう少し詳しくすると、こちら《絡み根の霊》、《火打ち蹄の猪》と展開に対して相手に《吸血鬼の夜鷲》が出されたときに
1:「さらに《火打ち蹄の猪》追加でフルパン」→「《火打ち蹄の猪》と1:1交換の3点」
2:「《ファルケンラスの貴種》を追加してフルパン」→「《ファルケンラスの貴種》をブロック《絡み根の霊》をサクって相手に1点」
てな感じでライフが削られない。《高原の狩りの達人》につなげられる。
次ターンで
1:「《ファルケンラスの貴種》を追加してフルパン」→「狼トークンで《絡み根の霊》ブロックの《高原の狩りの達人》のライフゲイン込みで計5点」この2ターンで8点。
2:「そのままフルパン」→「狼トークンで《絡み根の霊》ブロックの《高原の狩りの達人》のライフゲイン込みで計5点」この2ターンで6点。
もし生物を展開ではなくここで《吸血鬼の夜鷲》を除去出来れば、《絡み根の霊》、《火打ち蹄の猪》で5点削れ、《高原の狩りの達人》の返しのフルパンで5点。この2ターンで10点入り、盤面は1と同じ、2には《絡み根の霊》が残っている分勝り、かつダメージが一番多い。
もちろん単純にいつもこうというわけではないけども、“攻”側が除去を持つことで相手の“守”の要の生物を除去出来ることが有効的で、効率的にライフを攻めれるのだと思う。これでより相手が“守”に徹しなければならない状況を強いることができ、こちらの優勢が保てる。
《吸血鬼の夜鷲》は《ケッシグの狼の地》と合わさるとビートとしては厳しいのでやはり除去しておきたい。
今回のゲームデーを終えて“攻”・“守”ともに除去カードは必要だなと感じ、今後はこの辺を考えてデッキを作っていくことにする。
今の環境《ボロスの反攻者》、《吸血鬼の夜鷲》がいるので《ドムリ・ラーデ》の「格闘」はあまり期待できないかな。実際対峙した時に《ドムリ・ラーデ》をサイドアウトして追加の除去を入れるし。メインの《ドムリ・ラーデ》を減らして除去を増やした方がいいかもなー。
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